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こまつの木暮らし日記

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関連サイト

  • 土壁ネットワーク
  • 国産材住宅のことなら~ずっと住むなら、やっぱり日本の木~「日本の木のいえ情報ナビ」
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木太町の土壁の家

この家は土佐材を使ってます。

 伝統的な素材、土壁の持つ蓄熱性能を生かすため、高性能の断熱材で外からスッポリと包み込み、吸湿性や遮音性などの優れた素材の特性は損なうことなく高断熱・高気密と融合させ、最新の高性能省エネ設備も備えた長期優良住宅です。
 外観はシックないぶし瓦葺きの屋根に黒い焼き杉板の外壁と白い土佐漆喰のコントラストが映える端正な佇まいです。S字にカーブしたエントランスの踏み石を進み、木製の玄関ドアを開けて中に入ると正面にヤブツバキが見える南の庭に通り抜けることができます。アクセントになっている丸窓には枯れた葉が冬でも落葉しないヤブコウバシの細い枝が揺れています。
 玄関からLDKに入ると、床はヒノキの無垢板張りで床暖房が設えてあり、冬には極上の優しい暖かさが足元に広がります。南側に隣家の迫る住宅地の一角ですが、階段のある吹き抜けを見上げると、漆喰塗りの壁に沿って光が明るく降り注いで来ます。南側の1間開口の大きな木製建具は雨戸や硝子戸なども全て収納することができ、開け放つと庭と室内との境界が無くなります。庭から入った爽やかな風は吹抜を通じて2階の高窓から外に抜け、エアコンにできるだけ頼らないで暮らすライフスタイルを助けます。
 クリ材の大黒柱が中央に立つ茶の間は畳敷きの小上がりとなっていて、北側には天然スギの厚い一枚板でつくられた書斎机と赤いクッションのベンチが並んでいます。浴室はお風呂の好きなご主人の希望で、浴槽につかりながら坪庭の木々が見えるようになっていて、とても贅沢なバスタイムが過ごせます。広いガレージには工具やパーツが整然と置かれていて、自転車の分解組立までこなす多趣味なご主人の休日の遊び場です。
 環境や災害時の自立を考え、屋根に載せた太陽光発電と家庭用燃料電池エネファームを組み合わせたダブル発電設備を採用し、発電しながらお湯も一緒につくることができる先進の省エネ住宅となっています。

■所在地:香川県高松市
■工期:2012年10月3日~2013年11月28日
■延床面積:144.27m²
■耐震等級2、耐風等級2
■熱損失係数Q値:2.28(W/m²K)・・・等級4
■夏期日射取得係数μ値:0.051・・・等級4
■隙間相当面積C値:2.5cm²/m²(実測値)

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